- カメラ本体だけでBULB撮影しようとしたがBULBモードにならない時の設定方法。
- スマホからBULB撮影しようとするが、BULBモード自体が無い時の対策。
- スマートリモコンをアップデートする。
- 実際にスマートリモコンでBULB撮影した感想。スマホより互換品のケーブルレリーズを買ったほうがうまく撮影できそう。
花火の季節になり、花火をα6500で撮影しようと考えました。
花火のバルブ撮影自体はCanonのEOS Kiss X7i時代に何回かやっているのでやり方はわかります。
カメラ本体だけでBULB撮影しようとしたがBULBモードにならない時の設定方法。
α6500用のケーブルレリーズ(リモコンでシャッターを押すやつです)は買っていないのでスマホで代用しようと考えてました。
まずα6500だけでバルブ撮影しようとしましたが、何故かシャッタースピードが30秒より遅くならずBALBモードになりません。
BULBモードへの方法は
モードダイヤルをM(マニュアル露出)にする。
[BULB]が出るまでコントロールホイールを左に回す(シャッタースピードを遅くする)。
コントロールダイヤルを回し、絞り値(F値)を選ぶ。
シャッターボタンを半押ししてピントを合わせる。
必要な時間、シャッターボタンを押し続けて撮影する。
SONYのヘルプページの注意書きを呼んでみたら、以下の場合はBULBモードにならないそうです。
以下の場合はシャッタースピードを[BULB]に設定できません。
[スマイルシャッター]
[オートHDR]
[ピクチャーエフェクト]が[絵画調HDR]または[リッチトーンモノクロ]
[マルチショットNR]
[ドライブモード]が以下のとき
[連続撮影]
[セルフタイマー(連続)]
[連続ブラケット]
[サイレント撮影]
シャッタースピードを[BULB]に設定しているときに、上記機能を使用すると、シャッタースピードは一時的に30秒になります。
自分の場合はスマイルシャッター、オートHDR、連続撮影がオンになっていせいでバルブ撮影ができませんでした。
上のモードを変更してBULBモードにしたら、無事BULB撮影ができるようになりました。
スマホからBULB撮影しようとするが、BULBモード自体が無い時の対策。
今度はスマホからα6500のBULB撮影をできるか試してみます。
まず、以下のアプリをスマホにインストールしてください。
Androidスマホの場合はこちら
iPhone用はこちら。
起動後にImaging Edge Mobileを起動し、
カメラのNFC/QRコード読取をタップし、
NFCかQRコード読取りからスマホとデジカメの接続方法を選択します。
自分の場合はiPhone7plusなのでNFCが使えるんですが知らなかったのでQRコード読取りを使用してました。
カメラ側のQRコードを起動する方法は、
Menu
アプリケーション、
アプリ一覧
スマートリモコン
を選択しQRコードを呼び出します。
これでスマホからBULB撮影ができるようになったはずですが、何故かBULBモード自体がスマホから選べず、ISOもF値もシャッタースピードも選択できません。
ここで又、調べてみるとスマートリモコンをアップデートしないとα6500ではBULB撮影ができないようです。
スマートリモコンをアップデートする。
パソコンでスマートリモコンアプリをアップデートしようとして失敗。
最初はカメラとパソコンをつなげてスマートリモコンアプリをアップデートしようと試します。
アプリをインストールするためにはSONYのアカウントを取らないといけません。
昔、取った記憶があり、Chromeのメールアドレスとパスワードを記憶する機能のおかげでログインできました。
USBケーブルとカメラを接続しますが、なんの反応もありません。
急いでいたので別の方法を試します。
カメラのWi-Fiとルーターを接続してアップデート。
今度はカメラ側でWi-Fiにつなげてアプリをアップデートしようと考えました。
先程の
Menu
アプリケーション
PlayMemories Camera Apps
をクリックし
つなげるWi-Fiを選択し、Wi-Fiルーター用のパスワードを入力。
ここまでは簡単にできました。
ちなみにパスワードの入力等はタッチパネルでキーボードからできます。
α6500はタッチシャッターができますが、タッチパネル等で設定がいじれません。
ボタンをポチポチして設定していきます。
それなのに、ここではタッチパネルでキーボードをダイレクトに文字や数字を選択しタッチして入力できます。
なんで、ここまでできるのにMenu画面でタッチパネルを使えないようにしたのかと、激しい怒りを感じましたね。
ここでも実はSONYのアカウントの入力を求められます。
有料アプリもあるのでアカウントの入力自体はわかりますが無料のアプリはアカウントを入力せずともダウンロードさせて欲しい・・・・。
ところが、ここで問題発生。
登録したメールアドレスはわかりますが、パスワードがわかりません。
普通はメモ帳などに記録してあるんですが、何故か無い。
Chromeに記憶してもらっているので、全然わかりません。
仕方がないのでパスワードをリセットしますが、これ又、パスワードをリセットしたメールが届きません。
迷惑メールにも来てません。
仕方がないので新規にSONYのアカウントを作ります(PlayStaion Network(PSN)やPlayMemories Online)
新規にアカウントを作って、α6500のPlayMemories Camera Appsでやっとスマートリモコンアプリをダウンロードしてインストールします。
コレ自体は簡単でした。
ただ、ここまで色々と試行錯誤した結果一時間程経っていました。
普通のカメラメーカはパソコンでSDカードなどにアップデートデーターをダウンロードして、それをカメラに入れてアップデートするので簡単にアップデート完了となるはずですが、SONYの場合はひたすら面倒なだけでした。
実際にスマートリモコンでBULB撮影した感想。スマホより互換品のケーブルレリーズを買ったほうがうまく撮影できそう。
で、新しいスマートリモコンアプリでBULB撮影はできたのかというと、嘘のように簡単にできました。
これがアップデートしたスマートリモコンアプリの画面。
BULB撮影ができるようになっています。
BULBの丸いボタンを左側に引っ張って撮影開始、右に戻すと撮影終わりです。
実際にスマホでスマートリモコンを使った感想ですが、BULB撮影自体は簡単にできます。
設定等も簡単にいじれます。
撮影後のカメラの処理が少し遅い気がしますが、まあ、なんとか使えるレベルですね。
自分は花火撮影は年に数回しかしないのでうまくはないんですが画角とタイミングと設定さえしっかりあっていれば、普通に使えるはずです。
ただ、アナログの専用のケーブルレリーズと違ってスマホはBULB撮影する時のシャッターボタンに凹凸が無く、いちいち画面を見ないと押しにくいので花火を見ながら撮影するのはちょっと難しかったですね。
スマホの画面を見ながら押すと花火のタイミングを逃してしまったり。
やっぱり専用のリモコンシャッターの方がスマホのリモコンシャッターより優れてますね。
純正品は高いですが、互換品なら1000円以下で買えるものもあるので、スマートリモコンアップデート面倒だとか、スマホで接続して撮影するのは面倒な人はケーブルレリーズを買ったほうが良いと思いますね。
ちなみにスマホでスマートリモコンを使っているときはスマホは使えないですし、撮影した画像を確認するのもカメラ本体とケーブルレリーズで撮影するときより時間がかかります(その間に花火が上がってもシャッターはきれません)