風景写真を取る時、水平が取れてないと気持ち悪いですよね。
自然風景の写真はごまかしが効きますが、建物とかになると自分で見ても一発でわかる。
写真はできるだけ水平で撮りたいので、デジカメを選ぶ時の最重要条件の一つは電子水準器がついていることです。
今、自分が主に使っているコンデジSTYLUS1は電子水準器が付いていて、たまに持ち出すEOS Kiss X7iは電子水準器が付いていません。
おかげでEOS Kiss X7iで写真を撮ると傾いている写真が大量生産(笑)。
まあ、それはしょうがないです。
だって電子水準器が付いていませんから。
問題は、STYLUS1の方。
きちんと画面に電子水準器を出して、水平を出したはずなのに傾いている写真が撮れる。
STYLUS1は、電子水準器の補正ができるので、きちんと水平が出ている(はず)の場所で水平を出しています。
なのに、家で撮影した写真を見たら、写真が傾いてる。
で、最近、ふと気が付きました。
モニターの水平が取れてないんじゃない?
つまり、机が傾いているか、歪んでいるか、床が傾いているか、今回はそこまで追求はしません。
ようは、モニターの画面の水平が取れていれば良いわけです。
残念ながら家に水平器が無いので、モニターが水平を取れているからどうか測る術がありません。
スマホで水平をはかるアプリがあるのは知っていますが、イマイチ信用ができない。
本格的な水平器を買おうかと思いましたが、100円ショップのダイソーにも水平器を売っていることを思い出し、ダイソーの100円水平器でモニターの水平を出してみることにしました。
で、買ってきたダイソーの水平器がこれ。
ダイソーで売っている水平器はこの小さいやつと長いやつが売っているんですが、モニターの水平を調べるには、長い水平器の方が良いです。
これでも測れますが、長いほうがより確実に水平が取れているかどうか調べられます。
じゃあ、なんで小さいほうを買ってきたかというと長い方はバックに入らなかったから。
たぶん、疲れていたから判断力が落ちていたんだと思います(笑)。
水平器の使い方。
水平器の使い方は超簡単です。
液体の中に泡がありますよね。
その泡の真ん中を、液体が入っている円柱に記してある2本の黒い線の間の中心にしてあげれば、その場所が水平を取れていることになります。
で、パソコンのモニターを水平器ではかってみると、やっぱり水平が取れてなくてモニターが傾いている。
モニターを目視で見てみると、それ程傾いていませんが、水平器ではかると結構傾いています。
モニターが傾いていることがわかったので、今度はモニターを水平にしていきます。
多分、モニターを置いてある机が歪んでいるか傾いているのが原因でしょうけど、机を買い換えるとお金がかかるので、今回は却下。
で、方法はモニターの足の下に、薄いダンボールを一枚、一枚、水平器ではかりながら低い方に入れていきます(別にダンボールでなくても、薄い板状の物ならなんでも良いです。)
水平器で測る場所は、モニターの上ではかります。
5分位でモニターを水平にすることができました。
モニターの水平が出た後に、スマホアプリの水平器アプリを使ってみましたが、やはり100円ショップの水平器の方が正確でした。
アプリの水平器だとアプリで水平が出ても、明らかに目視で傾いているのがわかる。
問題は、以前アプリで水平に修正してしまった写真ですね。
どうなっているんでしょうか?
考えるのも嫌なので、考えないことにします。
長いタイプの水平器も買ってきました。
100円で買えるので、散歩のついでにダイソーの長い方の水平器も買ってきました。
長さは15.4cm。
短い方は8.4cmです。
ダイソーの長い水平器と短い水平器を比較。
長いといっても、それ程長いわけではないですね。
なんで小さい方を買ったんだろう?
長い方は、縦、横の水平と斜め45度の水平を測れます。
長い方の水平器も上から水平の泡が見える。
モニターの上で水平を測ってみましたが、やっぱり長い水平器の方が、正確に図れる気がします。
そこそこのレベルの水平器が108円で買えるのはやっぱり良いですね。
長い水平器に似た水平器がホームセンターで400円ぐらいで売っていました。
買おうかと思いましたが、それ程正確さを要求するわけでもないので、ダイソーの水平器で大丈夫なはずです。
一眼レフカメラでホットシューとかあるなら、ホットシューカバーに付けられる水平器があるので、そちらを買っても良いと思います。
カメラの電子水準器より、こういう原始的な水平器の方が信用できますから。