注意書き。
BIOSのアップデートは失敗する可能性があります。
あくまで自己責任でお願いします。
BIOSのアップデートに失敗しても誰も責任は取れません。
Z77世代のマザーボードは最新のグラボを使う為にはBIOSのアップデートが必要。
前回のブログで書いたようにDDR4のメモリが高すぎるので、現在のサンディブリッジ2500k、Z77、GTX560の組み合わせをメモリを増設してもう少し使い続ける事にしました。
が、CPUとマザーボードは問題なくてもグラボはちょっと古すぎる。
もうしばらく使うならグラボも新しい世代のものに変えようかな、と考えています。
ところがですよ、実はGTX10XX、GTX9XXのグラボはサンディブリッジ世代のZ77に載せても認識しないようなんです。
古いBIOSのままだと認識しなくて、BIOSをアップデートすればGTX10XX、GTX9XX世代でも認識するようになる。
まあ、この事実は半年くらい前に知り、今までBIOSのアップデートを先送りしてきました。
理由は面倒くさいのが一番、2番は今まで問題なく動いているのにBIOSのアップデートに失敗して動かなくなったら余計な出費になる。
しかし、前回の記事で書いたようにメモリを増設したらパソコンが起動しなくなり、それをCOMSクリアで解決しました。
まあ、パソコンを開けたついでにBIOSのアップデートまでやってみよう、と思いついたわけです。
BIOSアップデートする前の準備。
参考にしたのはこちらの記事。
パソコンが一台しかない人は、こちらの記事をスマホでブックマークしてホーム画面に追加しておけば、いつでも見れて便利です。
作業中は色々試行錯誤して作業する必要があるので上手くいった人のブログは何度も確認する必要があるので。
で、自分の使っているマザーボードのBIOSバージョンを調べなくてはいけません。
WindowsボタンとXボタンを同時押しし、ファイル名を指定して実行をクリック。
msinfo32
を打ち込み(コピー・アンド・ペーストでもいいんですが)、OKをクリック。
そうすると自分のマザーボードのBIOSバージョンがわかります。
そして古ければBIOSをアップデートする必要があるです。
自分の場合はアップデートしなくてはいけませんでした。
BIOSの他にもCPUEVOもアップデートする必要がありました。
BIOSアップデートの作業手順(Z77H2-A3の場合)
1・こちらのサイトから
120829(CPUEVO)
30528_W_63EAh
(zipファイル)
をダウンロードし、解凍しておく。
わかりやすいフォルダにまとめておきましょう。
自分はWindowsデフォルトのダウンロードのフォルダにBIOSアップデート用のフォルダを作りまとめておきました。
2・パソコンの電源を切り、電源コードをコンセントから抜く。
3・COMSクリアのためのジャンパピンをME UNLOCKジャンパの部分に移動させる(マザーボード下から見て左側に挿すこと。自分は間違って右側に挿してしまい、アップデートプログラムを最後まで実行させることができませんでした。間違っても壊れることはありませんでしたが)
失敗した時の写真。
実はマザーボードの上から作業していたので、左右間違えてしまったんですね。
COMSクリアのピンは下の赤い台の上のピンに刺さっています。
正しい、BIOSアップデートの時のピンの位置。
4・電源コードを挿してパソコンの電源を入れ起動。
5・パソコンが起動したら、120829(CPUEVO)の中にある「120829S.exe」をクリックし作業開始。
プログラムが走っていると途中で止まる場面があるが、その場合も電源は切らないように。
89%の場面で止まったのでコーヒーを作りに行ったら、ちゃんと再起動していました。
6・BIOS画面に入り、時刻やブートディスク(OSを入れたハードディスクやSSDの事)の設定をしましょう。
7・OSが起動したら、今度は「30528_W_63EAh」を開く。
8・「30528_W_63EAh」
⬇
「afuwin64」(自分のOSに合わせて。32bitのWindowsの場合は「afuwin32」を選択。
⬇
「afuwinguiR.exe」をクリック。
9・ここで問題発生。
ウインドウにボタンが見つからない。
ここの記事によれば、
「OPEN → 30528_W_63EAh.CAP を選択 → Flash
暫く待てばアップデートが完了する。」
のはずが、うちのパソコンにはそんなクリックするボタンはない。
どうやらバグでボタンが見えなくなっているらしい。
マウスポインタを下の方に持っていってクリックしたりしすれば見えないボタンが見つかる。
こんな感じ。
左の画像は素のまま。
右の画像はマウスポインタを持っていて色々試して後の画像。
10・で、ボタンが見つかったら
OPEN
30528_W_63EAh.CAPを選択し
Flash
をクリックすればアップデートが始まり無事終わればパソコンが再起動する。
再起動しなかったら電源を落とす。
11・BIOSが起動する前にDELボタンを連打してBIOSに入って、時刻やHDD(IDEからAHCIモードに変更)、ブートディスクがOSが入っているシステムディスクになっているか確認。
12・パソコンを起動してWindowsマーク+Xボタン→
ファイル名を指定して実行をクリック。
msinfo32
を打ち込みBIOSの日付が「2013/05/28」になっていたら成功。
まあ、BIOSに入る時にグラフィックから変わっているんで上手く行ったら誰でもわかるんですけどね。
一応。
BIOSをアップデートしたら
BIOS画面がきれいになった。
日本語が選べるようになった。
BIOS画面に入るまでの時間が遅くなった。
色々やりやすくなりました。
最後に
注意書き。
BIOSのアップデートは失敗する可能性があります。
あくまで自己責任でお願いします。
BIOSのアップデートに失敗しても誰も責任は取れません。
BIOSをアップデートする前には色々自分で調べてからにしましょう。
バックアップも忘れずに。
予備のパソコンもあったほうが失敗した時のダメージは少ないです。
わからないことがあったら、すぐに確認できるようにスマホにブログ記事をブックマークしておくと超便利です。