STYLUS1を買って、しばらく使ってみましたが、良いところ、悪いところをまとめてみました。
悪い部分もありますが、全体として良い部分が圧倒しており、買って満足できるカメラです。
後継機がでないのが悲しい。
良い所。
ギリギリ、コンデジサイズでベルトポーチに入る大きさ。
いつでも持っていく気分にさせてくれる。
サイクリングなどの時は、Manfrotto のMB SCP-7BBとの組み合わせで、一気に携帯性が良くなる。
28-300mmでF2.8通しで、撮影が楽で楽しい。
10倍ズームはやっぱり楽しい。コンデジは便利なのが一番いい。
スモールAFターゲットのお陰で、小さな被写体でも簡単にピントを合わせられる。
画質は、1インチのコンデジには負けるが、十分満足できる画質。
操作性もスーパーコンパネがあるせいで、かなり良い。
ファインダーもNikon1 V2に比べると、全然いい。
よく見えるし、ファインダーのセンサーが適切な感度のお陰で、ストレスなく撮影できる。
STYLUS1のファインダーに比べるとV2のファインダーは糞すぎる(Nikonのミラーレスカメラのフルッグシップ機なのに。一応)
AFも速い。望遠側で迷うことがあるが、その場合はズームを少し前後してやれば、すぐにピントがあう。
動画を撮らないと、バッテリーが全然減らない。RAW+JPGで1000枚以上撮影したが、バッテリーのメモリーがまだまだ残っていてた。
起動速度は、速くはないが、普通というわけでもない。
速いと普通の間ぐらい。
Nikon1には負ける。
水準器があるし、しかも水準器の水平基準を調整することができる。
水平の調整モード、これが意外に無いカメラが多い。
デジカメの水準器はズレることがあるので、本当にこれは助かる。
悪い所。
SDカードに書き込み中に、直前に撮影した画像が見れない。(撮影などはできる)
書き込みが終わるまで待つ必要があるが、連写した後だと時間がかかりすぎる。
これは、かなりストレスがたまる。
デジタルテレコンだが、予想より画質が悪い。クロップズームした後に画像処理をしているせいか、トリミングしただけの画像より画質が悪い。
NDフィルターをカメラ全面のFin2キーに割り当てた時に、NDフィルターのオンオフを選ぶ必要があるのが、イチイチ面倒(Fin1に割り当てた場合は、オンオフを切り替えてくれる)
Fin2にデジタルテレコンが割当できない。
MFの時のピーキングの色が、黒と白だけ。もっと目立つ色にしてほしかった。
スーパーコンパネがないと操作性がかなり悪くなるが、初期設定からスーパーコンパネに設定するのが大変すぎる。
説明書を読まないと、絶対にわからない手順。
もっと簡単に選ばせてくれ。
[005407]撮影モード時、スーパーコンパネ(またはライブコントロール)を表示する方法を教えてください。(STYLUS 1s / STYLUS 1) | オリンパス
撮影中に電子水準器が画面に写るモードになると、カメラの設定の情報量がすくなくなる。
動画は撮れるが、期待しないほうが良い。(1920×1080 30pの下が1280×720 30p。せめて 1280×720は60pにしてほしかった)
逆光になると想像よりもっと酷い状態になる。
チルト液晶の動きが硬い。
使い続ければ、動きやすくなるのか?
バッテリー室の蓋のロックが閉めづらい。
ロックの盛り上がりが少なすぎるような気がする。
AFのエリアの種類を変える時、手間がちょっと多い。
AFエリアのボタンを押す。
infoボタンを押す
上下でAFエリアの種類の変更し、決定ボタン。
フラッシュをMモードで使うと、赤目補正が選べない。
おかげで、サンタパレードがみんな赤目だらけ。
さすがに、フラッシュなしで夜に動いている人を撮るのは無理。
タッチパネルでAFポイントを指定して撮影したあとに、AFポイントが元にもどってしまう。
結果、撮影するたびにAFポイントを指定する羽目に。
まあ、タッチで指定するのではなく、ちゃんとメニューからAFポイントを指定しろってことなんだけど、やっぱり面倒だよ。
タッチパネルなんだから、AFポイントを指定したら、そのまま連続で撮影したい。
元に戻したければ、自分でAFポイントをタッチで指定すればいいんだし。
たまに、何処にもピントがあっていない写真が撮れる。それも何枚か連続して。
すぐに治るけど。
マップカメラで買った時、一年保証を付けているんで故障しても大丈夫だけど。
心配。
マニュアルモードの時に、ISOAUTOが効かない。
マニュアルなんだから当然だろ、と言われそうだが、やっぱりISOはAUTOにしてもらったほうが楽。
マニュアルモードでISOを固定した後に、PASの各モードにした時にISOAUTOに戻らないのも不便。