チャリオでカメオ。

自転車、カメラ、ゲーム、パソコンが好きな人のブログ。

α6500でMINOLTA 50mm F1.4(旧)を使ってみる。



広告



 

 

 

カメラのキタムラで小カビ、小曇り有りのMINOLTA 50mm F1.4(旧)を3980円で購入。

 

正月にカメラのキタムラに行ったら、3980円でMINOLTA 50mm F1.4(旧)が売っていました。

小カビ、小曇り有り、の商品でしたが、店員さんに頼んで見てみた所、写りには影響ない程度のカビ、曇り、ですよ、と言われたので購入。

 

50mmの単焦点レンズはEOS Kiss X7i時代にEF50mm F1.8Ⅱを使って使いづらい画角だとはわかっているんです。

ただ、α6500とα6300のどちらを購入するか迷った時にα6500のボディ内手ぶれ補正を理由ににしてα6500に決めた、という理由が有ります。

ぶっちゃけ、単焦点レンズにボディ内手ぶれ補正を試してみたかった。

 

もう一つ、F1.4という明るい単焦点レンズを試してみたかった、のも理由の一つ。

 

まあ、それでも値段が3980円でなければ絶対に買わなかったと思う。

相場の1万円なら多分、買わなかったなぁ。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)等のAマウント用のレンズはマウントアダプターのLA-EA1等を使わないとEマウントのカメラボディに取り付けすることはできませんので、注意してください。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)はフルサイズ用レンズなので、α7シリーズやα9シリーズにつけると50mmの画角でカメラスペックそのままの画素数で使えます(APS-C用の50mmレンズと違ってクロップされない、って事です)

 

α6000、α6300、α6400、α6500,α5100等のAPS-Cセンサーのカメラに付けると50mmの画角が75mmに変化します。

75mmってポートレンズの画角なので風景撮りには使いにくく感じました。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)は1985年に発売したレンズでMINOLTA 50mm F1.4(2型)が発売されたのが1998年。

フィルター系が49mmから55mmに変更されたのが一番わかり易い違いらしい。

 

詳しくここを読んでください。

www.pmiyazaki.com

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)の外観とα6500に付けてみる。

α6500はEマウント、MINOLTA 50mm F1.4(旧)はAマウントレンズなので、そのままでは付かない。

なので、間にSONY純正のマウントアダプターのLA-EA1を付ける。

DT16-50mm F2.8 SSMを買った時に、一緒に買ったやつだ。

 

 

購入した時は、小カビ、小曇りは気にならなかったが、後でカビらしきものを見つける。

これはレンズペンで強めに擦ったら消えた。

3980円で買ったレンズだから強めに擦れた(笑)

 

 

α6500+LA-EA1+MINOLTA 50mm F1.4(旧)をあわせた時のサイズは12.5cmくらい。

これでも大きいが、DT16-50mm F2.8 SSMを付けた時に比べれば大したことないので、それほど困りはしない。

MINOLTA 50mm F1.4(旧)自体は大して大きいレンズではないが、やはりマウントアダプターを間にかませるとサイズは大きくなる。

 

 

 

同じく単焦点レンズのSAL85F28もLA-EA1につけると同じくらいの大きさになる。

やはりマウントアダプターがおおきいせいか。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)のレンズテスト1。

MINOLTA 50mm F1.4(旧)で実際に撮影してみるとAFが使えない。

遅いとか合わないとかではなくて、まったくピクリともしない。

完全に使えない。

これはマウントアダプターがLA-EA1のせいで、LA-EA2やLA-EA4だと動くかもしれない。

 

LA-EA2、LA-EA4はマウントアダプター内にAF用のモーターを内蔵している。

ただ、それほど速いAFではないらしい。

LA-EA1とLA-EA3はマウントアダプター内にAFモーターを内蔵していない代わりにカメラの位相差AFがそのまま使える。

カメラボディーの性能にもよるが、α6000の頃には使えないレベルだったのが、α6300,α6500の頃には使えるレベルになっていて、更にAFが進化したα6400だともっと進化しているかもしれない(α9並のAFと言われている)

 

LA-EA1とLA-EA2はAPS-C専用でもう製造終了。

LA-EA3とLA-EA4はAPS-Cとフルサイズで使えて、現役。

LA-EA1の三脚座は外れるが、LA-EA3の三脚座は外れないので携帯性に劣る。

 

 

F1.4で撮影した時は、こんなものか?

やはり30年前のレンズはこの程度なのか・・・、と思いましたがF2.8まで絞るとやっぱり単焦点レンズは画質が良いね、と感じる画質になりました。

 

 

F1.4で撮影してみるとボヤーとしています。

 

F2.8まで絞るとシャープさが増しますね。

 

これじゃあ、わかりにくいので観音さまの顔を拡大してみます。

F1.4

F2.0

F2.8

F4.0

F5.6

F8.0

F11

 

 F2.0からF2.8に絞ると一気に画質が良くなるように感じました。

F11までしか絞ってませんが、もう少し行けましたね。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)のレンズテスト2。

ペットボトルの裏の成分表だけでなくて、後ろの庭石にも見てください。

F1.4ではボケていますが、F値を上げるにしたがってどんどんはっきり見えてきます。

 

F1.4

F2.8

F4.0

F5.6

F8.0

F11

F22

 

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)は強い光が入るとフレアが凄い。

 

夜に街灯にレンズを向けて撮影するとレンズフレアは凄いですね。

こういう所は30年前のレンズだと感じました。

 

F2.8

 

F5.6

 

強い光さえ入らなければ夜でも画質は良い。

F2.8まで絞って撮影しています(F1.4だと画質が悪いため)

 

 MINOLTA 50mm F1.4(旧)にレンズフードを付ける。

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)はレンズフードが内蔵式なのでレンズフードはいらないんですが、レンズの保護とやっぱり内蔵のレンズフードでは足りないよね、という事でレンズフードを付けてみました。

ズームレンズと違ってレンズが伸びないので、レンズフードを選ぶのは簡単です。

 

昔使っていた52mmのレンズフードを使いますが,MINOLTA 50mm F1.4(旧)は49mm。

間にステップアップリングを付けて52mmのレンズフードを使います。

 

 

ちなみにこのレンズフードは伸びますが、伸びてもレンズフードでケラれることはありませんでした。

 

 

MINOLTA 50mm F1.4(旧)を使った感想。安い&マウントアダプターが有れば買って損は無いと思うが、Eマウントの50mmレンズを買ったほうが幸せになれると思う。

 

自分は、

安い値段で手に入れられた。

マウントアダプターを持っていた。

という理由があるので、買って損はしてないと感じています。

 

ただ、上の条件が無い人がわざわざ買うレンズかというとちょっと疑問。

SONYのEマウントの50mmあたりには良レンズが揃っているので、そちらを購入すべきですね。

 

AFが使える。

マウントアダプターがないのでコンパクト。

設計が最新なので、レンズフレア等にも強い。

 

等の理由からEマウントの単焦点レンズをおすすめします。

遊びや趣味で買って楽しむレンズだと思います。

 

まあ、MINOLTAやSONY Aマウントの手ぶれ補正が無いレンズでも手ぶれ補正有りで使えるのでα6300ではなくα6500を買って良かった。

実際に使えるレンズの数がα6300よりグーンと増えます。

 

Amazonからの紹介。

MINOLTA 50mm F1.4(旧)

SONY 50mm 単焦点レンズ

SONY純正マウントアダプター

LA-EA1