ファインダーを覗くと大量のゴミが見える。
最近、白鳥とか鷺とか撮影するのに一眼レフカメラを持ち出す事が多くなってきた。
で、気付いたのが一眼レフカメラのファインダーを覗くとゴミが沢山見える。
ファインダーをブロアーやブロアーに付いているハケで掃除してみても、ファインダーのゴミは見えるのでカメラの中にあるゴミだとわかった。
はーん、これがいわゆるカメラのセンサーのゴミの事だな、と思い、一眼レフカメラのセンサーの掃除を決意する。
その前に、
「一眼レフカメラ ファインダー ゴミ」
で検索して情報を集めていると・・・・
なんと、ファインダーから見えるゴミはカメラのセンサーのゴミではない。
という事を知った。
この記事に書いてあるように、ファインダーから見えるゴミは、ピントグラスというファンダーの下にあるガラス状の板のゴミだそうだ。
記事に書いてあるとおり、一眼レフカメラはレンズを通ってきた映像?をミラーに反射させて、それでファインダーで撮影対象を確認しながら撮影する事ができる。
で、カメラのセンサーは映像を反射させるミラーの後にあるので、当然センサーのゴミはファインダーから見ることができない。
なるほど。
言われてみれば、そのとおり。
センサーの汚れがファンダーから見えるはずがない。
ファインダーから見えるゴミはピントグラスのゴミ。ブロアーでゴミを吹き飛ばす。
という事で、ファンダーから見えるゴミ、ピントグラスのゴミを取ってみることにした。
一眼レフカメラからレンズを外して、ピントグラスを下からブロアーで風を吹きかけ、チリやゴミを取り除く。
当然だが、カメラを逆向きにすると大気中のゴミやチリがカメラの上から落ちてくることになるので、できるだけカメラの下からブロアーを吹きかけることにする。
あと、ブロアーをピントグラスに接触させないように。
で、ブロアーで吹きかけた後に、ファンダーから見えるチリやゴミを確認してみる。
ブロアーを吹きかける前は10個ぐらいのゴミがあったが、吹いた後は大きいゴミが一つと小さなゴミが一つだけ見えるだけ。
もう一度、ブロアーでピントグラスを掃除してみた後にファンダーを覗いても大きいゴミと小さなゴミは見える。
こういう頑固なゴミやチリはピントグラスとペンタミラーの間に挟まった汚れなので中々取れないらしい。
さすがに強引にヤることもできないので、諦める。
これが正解。
下手に分解して壊したら目も当てられない。
どうせ、写真にゴミは写らないし。
カメラのセンサーのゴミをブロアーで掃除。
で、写真に写るゴミと言えばセンサーのゴミ。
センサーのゴミもブロアーで取ることができる場合が多いので、今度はセンサーのゴミ取りに挑戦。
その前に、写真にどれくらいのゴミが写るか試してみる。
白い壁を絞り優先モードで、絞り値をF22まで上げて撮影。
デジカメの背面液晶ではゴミは見えなかったが、画像を拡大してチェックしてみると薄いゴミらしきものがたくさん見える。
で、センサー掃除に挑戦。
自分が使っているカメラはCanonの一眼レフカメラなので、このページを見れば機種別の操作方法わかる。
一眼レフカメラの電源をいれ、
Menuボタンを押し
スパナマークのタブを選択し、センサークリーニングをタップ。
手作業でクリーニングを選択すると
ミラーが上がってセンサーがむき出しになるのでセンサー掃除ができるようになる。
カメラのマウント部分を下に向けて(大気中のゴミが落ちないように)、ブロアーでセンサーに風を吹きかけ、ゴミやチリを吹き飛ばす。
清掃が終わったら電源スイッチをオフにする。
清掃が終わったので、又、先程のように白い壁を撮影してみると・・・たいしてゴミが落ちていない。
全然、掃除していないのでゴミがこびりついているのか(笑)
この場合はプロに任せたほうがいい、そうです。
ペンタ棒やアルコールで掃除する方法もあるらしいですが、今回はパス。
昔はCanonやNikonのサービスセンターが仙台にもあり、センサー掃除などをしてもらえたらしいですが、今はCanonもNikonもサービスセンターを仙台から撤退させており、センサー掃除をメーカーに頼むには宅配サービスを利用するしかない。
面倒な・・・。
こういう時は、オリンパスのセンサーゴミ取り機能が羨ましい。
滅多にセンサーにゴミがつかないらしい(正確にはゴミを振り落とす機能が優れている)
ヨドバシカメラのセンサー掃除のサービスも2017年11月30日に終了したし(知らなかった・・・)。
そもそも仙台のヨドバシカメラで店頭でのセンサー掃除のサービスをやっていなかったが(一度、聞きに行ったことある)。
やっぱりセンサークリーニングは自分でやるしかないか・・・。