テレビのリモコンってしばらく使っていると、ボタンを押しても反応が鈍くなります。
反応が悪い。
ボタンを押しても反応しない。
ボタンの効きが悪い。
こういうやつです。
今回は、それをダイソーのアルミテープ(108円)で修理した話。
リモコンを分解して掃除する方法もありますが、掃除するよりアルミテープを貼り付けたほうが確実で長持ちするので、分解するついでにアルミテープを貼るのをおすすめします。
メーカーの保証対象外になる可能性もあるので、もし保証対象外になるのが嫌な人は、メーカーからリモコンを取り寄せるか、互換性のある汎用テレビリモコンを買うのをおすすめします。
必要なものはアルミテープかアルミホイル+接着剤。
アルミホイルと接着剤の組み合わせよりアルミテープの方が簡単ですが、まあ、アルミテープが無い人は仕方がありません。
アルミテープはダイソーで売っていたアルミテープを使いました。
ボタンの効きが鈍くなって使いづらくなったテレビのリモコン。
たぶん、普通の人が一番苦労するのはリモコンをバラバラに分解するところだと思う。
自分は、昔の使っていたテレビのリモコンで何回か分解した経験があるので、特に苦労はしませんでした。
リモコンを分解するには、ねじをプラスドライバー、分解するために爪を外してこじ開けるには、小さめのマイナスドライバーを使います。
リモコンをバラバラに分解する方法。
まず、リモコンのネジを全部外す。
リモコンで使っているネジはプラスネジなのでプラスドライバーを使います。
見える部分だけではなく、電池蓋の中にネジが隠れている場合もあるので注意。
これは簡単。
一番むずかしいのマイナスドライバーでリモコンを分解する所。
リモコンの横の部分の継ぎ目の部分にマイナスドライバーを軽く挿す(入る所が必ずあるので諦めずに探す)
マイナスドライバーがリモコンに挿さったら、それをリモコンの継ぎ目にそって移動させてこじ開ける。
リモコンを分解すると
基盤の部分。
大体、下の部分です。
こちらには何もしません。
ボタンの部分。
こちらにアルミテープを貼ります。
リモコンのボタンを押しても反応が鈍いボタンの裏側にアルミテープを小さく切って貼り付けます。
リモコンのボタンが小さいのでできるだけ同じぐらいの大きさにアルミテープを切って貼ってください。
アルミテープが小さいのでイライラしますが、頑張って貼り付けます。
ダイソーで買ったアルミテープですが、粘着力が悪くて結構苦労しました。
値段が高いアルミテープを使えば、もっと簡単に貼れたかも。
ボタンの裏に貼ったアルミテープ。
イチイチ作業するのも面倒なので、反応が悪いところだけではなくて、良く使うボタンの裏側にもアルミテープを貼っています。
で、後は組み立てて電池を入れて、無事動くかどうか確認。
自分の場合、ボタンの反応が恐ろしく良くなりました。
随分前から反応が悪い、と思っていたんですが、安物のテレビだし、と諦めていたんですが、単なる経年劣化でした。
アルミテープを使えば、しっかりリモコンのボタンのききが良くなります。
ただ、アルミテープも剥がれる時は剥がれるので、その場合はもう一度リモコンを分解してアルミテープを貼り付けます。
接点復活剤や鉛筆(カーボン)などでなおす方法もありますが、やっぱりアルミテープの方が確実で、しかも長持ちするようです。
鉛筆やカーボンの場合、粉が外れると又反応が悪くなるとの事。
なおすのが面倒な人やなおせない人は、互換性のあるリモコンがあるので、それを買うか、メーカーからリモコンを取り寄せる方法があるので、お金がある人は、そちらのほうが確実です。
追記
リモコンのボタンの裏にアルミテープを貼ったところと貼ってないところの反応の差が気になり、良く使うボタンの裏にアルミテープを貼りまくりました。
アルミテープを細く切り、これをボタンの裏に貼っていきます。
ダイソーのアルミテープは粘着力が弱い気がしますが、良い所として簡単に千切れる、という点があります。
アルミテープの裏の紙を少し剥がし、剥がした部分をボタンの裏に貼り付け、それを指で抑えながら千切っていくと簡単に貼れるようになりました。
こんな感じです。
アルミテープは汚いですが、ちゃんとボタンの反応は良くなりました。
たぶん、新品の頃より反応が良くなっている気がする。