随分前に家の部屋のドアノブが壊れてしまいました。
症状は、ドアノブが下がって扉が閉まりにくくなる。
最初は、ドアノブのラッチ(錠本体)が壊れたのかと思い、バックセット50mmのラッチを購入し、取り替えて見たものの、ドアノブが下がって扉が閉まりにくくなる症状は治まらず、その時はそれで終わりにしました。
たまにホームセンターへ行き、ドアノブコーナーを見るものの、似たような商品はあるが全部バックセット60mmの商品ばかり。
ドアノブの事は全然知らないので、バックセット50mmに対応するドアノブレバーは規格が古すぎて置いていないんだなぁ、と思って見過ごしていました。
ちなみにホームセンターに良く置いてあった川口技研のドアノブレバーの製品名はDE-1、DD-1というドアノブレバー。DE-1がブロンズ、DD-1がシルバーの色をしたドアノブレバー。
で、最近、ついにドアノブレバーが風が強い日に勝手に開くようになった(家の窓を開けていると風が入ってきますよね。その風力で部屋の扉が開くんです)
Amazonで川口技研の似たような商品を探すとHL-1Cという商品を発見。
しかし、やはりバックセットは60mm。
うーん、と思いながらHL-1Cを調べてみる為に川口技研のホームページを見てみたら・・。
なんとドアノブレバーはバックセット50mm対応とバックセット60mm対応する製品では互換性がある!!!
正確にはドアノブレバーのラッチ部分を60mmのものを50mmのものに変えてあげてもちゃんとドアノブが閉まる!!!
しかも、HL-1Cの後ろにDE-1の商品名www
何ヶ月もホームセンターで見ていた商品と一緒。
いやいや、なんで同じ商品の製品名を別々に書く必要がある?
せめて製品のパッケージには互換品の名前ぐらい書いておくべきだろ(#^ω^)
ホームページのスクリーンショット。
凄い時間を無駄にしたわ。
で、バックセット50mmのラッチと60mmのラッチは交換すれば同じドアノブレバーで使えることがわかったので、さっそくAmazonでHL-1Cを購入。
楽天の方が少し安かったけど(送料分入れれば、ほとんど変わらない)、他にAmazonで買う物があったので、ついでに注文しました。
ちなみにドアノブレバーが下がって、扉が閉まりにくくなる原因はドアノブレバーの中のバネが折れたり外れたりするからだそうです。
ラッチ(錠本体)の故障と並ぶドアノブレバーの故障の代表的な物、だそうです。
今回壊れた川口技研のものは、メジャーのメーカーなので交換する為の同等品が割りと簡単にに手に入りましたが、海外のドアノブだとお金を払っても手にはいらないことがよくあるとか(お金を払っても取り寄せに何万円もかかる)
やっぱりこういう所は日本メーカーの方が安心できますね。
で、届いたHL-1C。
バックセット60mmの商品。
箱の中身。
ドアノブレバー本体。
ドアノブとドアノブをつなげる棒。
ラッチを扉に付けるための、ストライク?という商品。
こういう形で使うらしいが今回は使いません。
バックセット60mmのラッチ。
ドアノブとドアノブはラッチを挟んで、四角い棒でつなげて使う。
今回はラッチを交換せず、ドアノブレバーだけ交換するので、すぐ終わった。
元から付いているドアノブレバーを外して、ドアノブを付け替えるだけ。
プラスドライバーで元のドアノブレバーのネジを外して、
ドアノブレバーを外して、
新しいドアノブレバーを付けて、
ラッチに四角い棒を通して、
反対側にもドアノブレバーを付けて、
プラスドライバーでネジを全部締めるだけ。
作業時間は10分かからなかった。
扉は汚いがドアノブレバーはピカピカ。
元から付いていた川口技研のドアノブレバー。
一見問題なさそうだが、バネが壊れて扉が閉まりにくくなっている。
よくあるトイレに閉じ込められた、という故障とは逆。
扉が簡単に空いてしまう、とい故障。
ちなみにドアノブ交換自体は簡単ですが、その前の準備、壊れたドアノブと同等品を見つけるのは大変なので、分からない人はホームセンターに壊れたドアノブとラッチを持っていってホームセンターの店員さんに同等品を見つけてもらった方が良いです。
ホームセンターのドアノブレバーはAmazonの1.5倍ぐらいしますが、アドバイス料込だと思って払った方が簡単に見つかりますよ。
ちなみに川口技研によれば、ドアノブレバーとラッチは壊れていなくも10年毎に交換したほうが良いみたいです。
この記事で紹介したドアノブレバーと同じドアノブレバーの交換方法を川口技研がユーチューブにアップロードしていた(笑)